Debianでのロケール変更(日本語環境に変更する)

インストール時にja_JP.UTF-8を選ばなかった場合や、セットアップ済みの環境では、ロケール設定がenなどになっている。

ロケールを確認するにはenvコマンドを使う。

# env | grep LANG
LANG=en_US

コマンドメッセージに日本語が表示されないので、シンプルになるというメリットがある半面、iceweasel(Firefox)などの動作時に文字化けするなどして、いろいろ設定変更をしなければならず面倒である。

日本語環境に変更したい場合、Debianの場合は、dpkg-reconfigureコマンドを使う。

# dpkg-reconfigure locales

debian-locale

この図のような画面になったら、ja_JP.UTF-8を選択(スペースキーを押す)して、TabキーでOKボタンに移動し、ENTERキーを押す。

debian-locale-ja-utf8

ja_JP.UTF-8が準備できた状態になり、次にデフォルトのロケールを何するか選択する。

debian-locale-ja-utf8-default

これで完了である。

念のためenvコマンドで設定が反映されたか確認しておくとわかるが、設定直後は以前のロケール環境になっている。一度ログアウトするか、シェルの読み直しをすれば、新しい設定での環境になる。

iceweasel(Firefox)で文字化け(麻雀牌のよな文字)が表示されていたら、単にフォントがインストールできていないだけかもしれないので、チェック。

# aptitude install fonts-ipafont