Debian 8ことJessieのインストーラは、Wheezyのころとほとんど変わらない。目立つ違いといえば、スプラッシュの画面が緑色になったことと、パーティション分割を選んだ際にルート領域を大き目に確保するようになったぐらいだろうか。WheezyのころはLVMパーティションを構成し自動分割を行うと、インストール後にパーティションの調整がほぼ必須だったが、とくに作業する必要はなくなっている。
Debian 8ことJessieのインストーラは、Wheezyのころとほとんど変わらない。目立つ違いといえば、スプラッシュの画面が緑色になったことと、パーティション分割を選んだ際にルート領域を大き目に確保するようになったぐらいだろうか。WheezyのころはLVMパーティションを構成し自動分割を行うと、インストール後にパーティションの調整がほぼ必須だったが、とくに作業する必要はなくなっている。
Debian 8.x(jessie)のデフォルト設定ではrootアカウントによるsshのパスワードログインができなくなっている。インストール直後などでsshの鍵を設定するとき、一時的にパスワードログインを有効にするには2か所変更する必要がある。
Debianにおいては、「crontab -e」でのエディタ選択は、
# update-alternatives --config editor
としておけば選択できた。しかし、Debian 8.x(jessie)からはupdate-alternativesでは設定できず、select-editorコマンドを使う必要がある。
最近はシフトJISのファイルの編集することはほとんどなく、まれに文字化けに遭遇するとエンコードの動的設定変更の方法をすっかり忘れ「どうするんだっけ?」ということがある。.vimrcはUTF8設定固定。
というわけ動的にエンコードを変更する方法をメモ。fileencodingsでエンコードを指定し、反映させればよい。遭遇するのはほぼ間違いなくWindowsのシフトJISファイルなので、エンコードはcp932にする。
:set fileencodings=cp932
:e!
Nginx+PHP FPMのサイト環境でPHPの処理にUNIXドメインソケットを使っている場合、何気なくDebianでPHPをアップグレードすると、「502 Bad Gateway」となってハマる場合があるので注意を。